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esphome-broute

ESPHome用Bルートスマートメーターコンポーネント

esphome-broute: ESPHome用スマートメーターコンポーネント

スマート電力メーターからBルート経由で瞬時電力値と積算電力量を取得します。

必要なもの

ESPHomeが動作するマイコン(ESP32シリーズ等)
SKSTACK IP for HAN、Bルート対応でマイコンにUART接続可能なWi-SUNモジュール(Rohm社 BP35A1+BP35A7Aで動作確認)

ESPHome への本コンポーネントの導入

設定ファイルに以下のように外部コンポーネントを指定してください。name:やfriendly_name:は適宜。

esphome:
  name: example
  friendly_name: B Route Meter
  platformio_options:
    build_flags:
    - -std=gnu++17 -Wall -Wextra
    build_unflags:
    - -std=gnu++11
external_components:
- source: github://homy-newfs8/esphome-broute@v0.1.1
  components: [ b_route ]

esp32:
  board: firebeetle32
  framework:
    type: arduino

esp32:以降は使用するマイコンや好みに合わせて設定してください。

esphome-brouteの設定

Wi-SUNモジュールが接続されているUARTポート、スマートメーターに設定されたIDやパスワード、データの取得間隔等を設定します。

uart:
  baud_rate: 115200
  rx_pin: 25
  tx_pin: 26
  # debug:
  #   sequence:
  #     - lambda: UARTDebug::log_string(direction, bytes);

b_route:
  rbid: !secret rb_id
  password: !secret rb_password
  power:
    name: power
    update_interval: 20s
    force_update: true
  energy:
    name: energy
    update_interval: 60s
    force_update: true

(上記uart:設定中debug:部分のコメントを外すとESPHomeのログにWi-SUNモジュールとの通信内容が出力されます)

1つのマイコン上で複数のUART接続デバイスを利用する場合は以下のように、id:とuart_id:を使って組合せを指定してください。

uart:
- id: uart_1
  baud_rate: 115200
  :
- id: uart_2
  :
  :

b_route:
  uart_id: uart_2
  :
  :

設定値

rbid (必須, 文字列): Bルート認証ID。32文字文字列
password (必須, 文字列): Bルート認証パスワード
uart_id (任意): 複数のUARTが存在する場合に、対象となるモジュールが接続されているUARTを指定する
rejoin_count (任意, 0～127): 設定した回数連続でデータ取得に失敗した場合、再接続を実行する。0を指定すると発動しない。初期値: 10
rejoin_timeout (任意, 時間): 設定した時間データ取得できていない場合、再接続を実行する。0を指定すると発動しない。初期値: 120s
rescan_timeout (任意, 時間): 指定した時間データ取得できていない場合、再スキャン後に再接続する。0を指定すると発動しない。初期値: 240s
restart_timeout (任意, 時間): 指定した時間データ取得できていない場合、マイコンを再起動する。0を指定すると発動しない。初期値: 360s

計測値の出力設定

power (任意, センサー) 瞬時電力計測値(W)
- update_interval (任意, 時間): データ更新間隔。初期値: 30s
- その他センサーの設定項目
energy (任意, センサー) 積算電力量計測値(kWh)
- update_interval (任意, 時間): データ更新間隔。初期値: 60s
- その他センサーの設定項目

設定サンプル

example.yamlを参照願います。

動作例

設定が完了したESPHomeをHomeAssistantと接続すると以下のような表示が可能です。 HomeAssistant表示例